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村上 博成*; 朝岡 秀人; 堺 一男*; 伊藤 利道*; 斗内 政吉*
Applied Surface Science, 175-176, p.306 - 311, 2001/05
被引用回数:7 パーセンタイル:41.34(Chemistry, Physical)包晶反応を利用して作製した高品質なYBaCuO単結晶を用いて、超伝導発現機構を知るうえで重要な、状態密度変化を走査トンネル分光法で観測した。これまでYBaCuO単結晶の原子レベルでの完全性や、最表面処理の問題から測定が困難であった。われわれはSTM装置中の超高真空下、極低温下においてYBaCuOの表面劣化層を取り除き、原子レベルでフラットな最表面を作製した。B系酸化物超伝導結晶で得られた状態密度変化と似かよった結果を得ている。
北條 喜一; 岡安 悟; 笹瀬 雅人; 石田 武和*
JAERI-Review 2001-008, 150 Pages, 2001/03
この研究会は、科学技術庁超伝導材料研究「マルチコアプロジェクトII」計画の一環として行われたもので、基礎理論及び各種実験結果,高エネルギーイオン照射による材料改質効果に関連した発表のアブストラクトである。
坂入 正敏; 木内 清
JAERI-M 94-063, 35 Pages, 1994/03
金属材料の腐食は材料と環境の界面で起きる現象であるから、その耐食性を正確に評価するには、可能な限り環境中に材料が置かれたままの状態で、解析を行うことが必要である。この方法は、その場解析法(In-Situ Analysis)と呼称されている。しかし、現在までに原子炉水環境や再処理プラント硝酸環境等の強放射線腐食性溶液で使用可能なその場解析手法は開発されていない。そこで、当該環境中への適応性に着目し、中性水溶液環境で報告のあるラマン分光法や走査型トンネル顕微鏡等を中心に有望な手法の比較検討を行った。この結果から、現用技術の中で対象環境へ応用できる可能性のあるその場解析手法の一つとしてラマン分光法が最適であることが分かった。この点から、本方法を応用したその場解析手法の開発について考察した。
平林 孝圀; Y.Sun*; 山本 博之; 樋田 行雄; 佐伯 正克
Journal of Nuclear Materials, 182, p.135 - 144, 1991/00
被引用回数:5 パーセンタイル:53.87(Materials Science, Multidisciplinary)金属クロム粉末、塩化アンモニウム及びアルミナから成る粉末浴を用いたクロム拡散被覆により耐トリチウム性ステンレス鋼表面を形成できることを見いだし、既に報告した。本報では、クロム拡散被覆表面の化学的性状をEPMA法及びXPS法により、また超微細表面構造を走査型トンネル顕微鏡により詳細に調べ、嫌トリチウム性機能発現の機構を解明するとともに、本法の種々のタイプのステンレス鋼への適用、たとえば、チタン含有のSUS321鋼への適用を試み、チタンの挙動とクロム拡散被覆との相関、さらにトリチウム収着性との関係について明らかにした。
平林 孝圀; S.Poosittisak*; Y.Sun*; 佐伯 正克
Journal of Nuclear Materials, 173, p.26 - 33, 1990/00
被引用回数:2 パーセンタイル:31.33(Materials Science, Multidisciplinary)ステンレス鋼表面のトリチウム汚染抑制を目標として、クロム金属を電着した後、加熱酸化することによりステンレス鋼表面のクロム修飾を行ったところ、トリチウムの収着性が著しく抑制されることを見出した。このクロム修飾表面層は、厚さ約3mの金属クロムの内層と約0.1mのCrO状のCr(III)の外層から成っており、その最表面はきわめて平滑になっていることを走査型トンネル顕微鏡法により見出した。このトリチウム収着抑制効果の発現は、最表面におけるCrO状クロムの形成にともなう化学的な安定化とナノメーター・スケールでの表面平滑化及び稠密化によるものであると結論した。
平林 孝圀; Y.Sun*; 佐伯 正克
Journal of Nuclear Materials, 175, p.177 - 183, 1990/00
被引用回数:5 パーセンタイル:52.84(Materials Science, Multidisciplinary)ステンレス鋼(SUS316)を、金属クロム粉末、塩化アンモニウム及びアルミナから成るCr-NHCl-AlO粉末浴中に入れアルゴン雰囲気中で加熱処理すると、ステンレス鋼表面は、生成する発生期のクロム原子により拡散被覆され、トリチウム収着性の著しい低減化が起こることを見出し、ステンレス鋼表面に嫌トリチウム性機能を付与するための最適処理条件を決定した。さらに、クロム拡散被覆表面の化学的性状をEPMA法により調べるとともに、その表面の超微細構造を走査型トンネル顕微鏡により詳細に調べ、嫌トリチウム性機能発現の機構について考察した。